春の公開映画
ゴールデンウィーク、といって浮かれるようなことも特にないのだが、4月も終わりにさしかかり、振り返ると3月4月と結構面白い映画が公開されていたのに、観に行けなかったな、と悔しい思いが滲んできたり。
観られなかった映画を偲びつつ、しかしまだ今日明日公開で足を運べる映画には思いを馳せ、思いだけでなく実際身体ごと馳せなくてないけないのだが、それがゴールデンウィークの唯一のひとりの楽しみになるかも。
まあ、観られなかった映画、これから観に行くかもしれない映画を列挙して、連休前の夜の気晴らしに。
3月公開は、
まず「テイクシェルター」
ヒリヒリする感じ。ロッジ・ケリガンの「クリーン、シェーブン」を思い出す。
ライアン・ゴズリング主演の「ドライブ」
フィルムノワール、銃と車。色気を感じる。
知らないうちに公開していた「トロールハンター」
モキュメンタリーなの?いや、予告観る限りは完全にモンスター映画。
4月公開は、
これはホントに観に行きたかった「コーマン帝国」
カットアップされると過去の作品がどれも傑作に見えてくるから不思議。
ひとまず別冊映画秘宝「衝撃の世界映画事件史」でコーマンイズムを学ぶことにする。
以下は、これから公開なのでまだ観られる。
筆頭は、アキ・カウリスマキの「ル・アーブルの靴みがき」
コントラストの強い照明、これがたまらない。予告編ですでに涙がにじむ。
「ぼくのエリ」が素晴らしかったトーマス・アルフレッドソンの「裏切りのサーカス」
これまた色気を感じるスパイ映画。スーツやコートになぜか惹かれる。
女版「ハングオーバー!」と呼ばれているこれも。「ブライズ・メイズ 史上最悪のウェディングプラン」
これ、劇場はどういう客層になるんだろう?
こうやって並べてみると、意外と北欧濃度が高いのに気づく。